2006年 東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻博士課程修了、博士（工学）
2007年 東京大学大学院工学系研究科・助教、2008年 東京大学大学院工学系研究科・准教授、
2023年　東京大学大学院工学系研究科・教授、
現在に至る。
現在の主な学外活動・役職 等：英国インペリアル カレッジ ロンドン・客員准教授、英国University of Surrey・客員教授、Chemical Engineering Science誌（Elsevier）・編集委員、Granular Matter誌（Springer）・編集委員、日本粉体工業技術協会 粉体シミュレーション技術利用分科会・コーディネータ
専門：粉体シミュレーション（特に、固体-流体連成問題に関する数値解析）
著書：粉体の数値シミュレーション（丸善出版）
受賞歴：粉体工学情報センター IP奨励賞（2019年）、日本計算力学連 JACM Fellows Award（2016年）、粉体工学会論文賞（2011年）、日本粉体工業技術協会研究奨励賞（2008年）、他多数

東京大学・酒井研究室は、世界最先端の粉体シミュレーション技術を有します。粉体流れから固気・固液・固気液混相流まで、粉体が係わる複雑な流れの体系を高度な数値解析モデルで模擬することができます。DEM粗視化モデル、符号付距離関数、埋込境界法、界面捕捉法を組み合わせた高度なモデリングは、実際の粉体プロセスで起こる複雑な現象の把握を可能にしました。